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「ここ最近、背番号が30ということもあって、30まで頑張ろうというふうに、密かな目標を自分の中で掲げながらやっていたんですよ」

　そう切り出したのは、10日に30歳の誕生日を迎えた島村毅だ。08年に湘南へ加入後、11年に1年間の徳島への期限付き移籍を経て、湘南では今季で7年目を迎えている。昨季から選手会長を務める島村は「30までサッカーをやれていることに本当に喜びを感じているし、一日一日を大切にしてきたおかげでいままでやれている。いろんな人に感謝しながら、もっと長く続けていけるように頑張りたい」と、感謝とともに“さらに長く”というこだわりを聞かせてくれた。

　そんな島村に直近の目標を聞いてみると、「やっぱり過去の自分より上に行きたいので、J1では2ゴールが最高だし、まずはもう1点絶対に取りたい。できることならもう2、3点取りたい」と、DFながら元FWという彼ならではの返答が。DFとして無失点を目指すことはもちろんのこととしながら、「点を取ることは僕の最大のモチベーション」と島村らしい目標を立ててくれた。

　次節（明治安田J1・2nd第6節）はアウェイでの清水戦。島村のバースデーゴールに期待したい。