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31歳なので、昔と比べれば若干年を取った感じがするが、スリムでよく走りそうなマラニョン。実は結婚もしていて、幼い娘さんが一人いて、奥さんは二人目を妊娠中だそうだ

　偶然フェイスブックで繋がってヨリを戻したわけではないけれど、マルキーニョス・パラナ、バレーに続いて5年ぶりにFWマラニョンが復帰した。

　佐久間悟監督が起用を考えているポジションはワントップとシャドー。大風呂敷を広げるタイプではないので、「現在のコンディションは（ベストの）40％」と正直だが、ベストに戻すのは早い選手。途中出場からドリブルで仕掛けてくれれば脅威になるはず。

　7月28日にタイのクラブ（2部）との契約書にサインするところだったそうだが、代理人から連絡が入って前日に甲府行きを決断。「甲府でプレー（08年途中から約3シーズン）したことは嬉しかったし、その喜びがある。山梨のブラジル人のコミュニティに知り合いも多い」と親近感を持ってくれていた。

　直前まで所属していたイランのクラブでは給与の未払いがあったそうだが、安定した生活が保障される甲府で、初のJ1の舞台で、マラニョンがどんなプレーをするのか楽しみ。