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　前節（明治安田J2第23節・磐田戦／0●2）、磐田に早々に2点を先行された栃木。CBとして7試合連続でスタメン出場を果たした中野洋司は「1点目は（磐田のトップの）ジェイをつぶさなきゃという気持ちが強すぎて二人で行ってしまったミス」「2点目はジェイをあそこ（自分の背後）に置いてしまった自分のミス」と絡んだ2失点を悔やんだ。前々節の愛媛戦（0△0）をゼロで抑え、自信を取り戻して迎えた一戦だっただけに中野は「悔しいですねえ……」と絞り出すように振り返る。

「別に浮ついていたわけではなくて気持ちが強過ぎて招いた結果なので……もったいない」

　一方、攻撃陣は後半は盛り返しながら2試合連続で無得点。中野は「今はチャンスは作れるけど決め切れない流れだし、この流れが変わるまでは守備陣が踏ん張るしかない。運に頼ってはいけないけど、しっかりした守備ができれば勝負を決めるちょっとした運も手繰り寄せられると思うんです。地道にコツコツとやります」と巻き返しを誓っていた。