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　1stステージが終了し、4勝3分10敗で15位。綱渡りの試合が続く松本だが、2ndステージに向けて獲得した新戦力2名が早速閃きを見せた。

　28日午後に大町市で開催された新潟経営大学との練習試合（45分×2本）に、新加入の安藤淳と工藤浩平が出場。両者とも2本目途中で交代となったが、約1,000人のファン・サポーターに自身の持ち味を披露した。

　セントラルMFとして出場した工藤は確かなテクニックを随所で見せ、裏に抜けるパスで1本目の1得点目の端緒となった。また、安藤淳もCBまたウイングバックとして出場し、正確なボールさばきでチームに安定感をもたらしていた。

　反町康治監督も「“W藤”がしっかりビルドアップしてくれた」と安堵の様子。セカンドステージまで2週間開く形で、練習参加中のエリック含めた新加入選手を早急にチーム戦術に融合させないといけない。「来週はほとんど紅白戦をやる」（反町監督）と、実戦形式のメニューを増やして対応する予定だ。