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　世代別代表の常連だった丹羽大輝だけに、初の日本代表候補合宿でもまったくの気後れなし。「知っている顔ばっかりだったので」と持ち前のコミュニケーション能力の高さを発揮した。合宿中に乗ったバスでは次節対戦する川崎Fの大久保嘉人と偶然、隣り合わせの席になる一コマもあったという。

　「たまたま嘉人さんの横の席が空いていた。いろいろな話もできたたし楽しかった」と丹羽。以下はそんな二人のやり取りだ。

　「万博はイヤなんだよね。鬼門なんだよ」（大久保）
　「あー、そうなんですね」（丹羽）

　次節はマッチアップが濃厚な大久保と週末の試合に向けて話したという丹羽だが「嘉人さんとはバリバリ、マッチアップすることになる。僕らはホームでの川崎Fに相性がいいイメージがある。いつもどおり、自分たちのサッカーをやりたい」。

　代表でも実績十分の大久保対初の代表候補入りを果たした丹羽。楽しみなマッチアップだ。