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　さまざまな指導者のもとでプレーしてきた林陵平が心底リスペクトしているのが、柏時代に薫陶を受けたネルシーニョ監督。林は12年途中に柏からJ2山形に移籍。山形は昨年J1昇格を果たしたため、柏で指揮を執るネルシーニョ監督との対戦は叶わなかったが、今回、Jリーグヤマザキナビスコカップ第2節・神戸戦でようやく対戦が実現しそうだ。

　「選手のモチベーションを上げる話術も巧みですし、戦術もすごいですし、監督としてパーフェクトだと思う」。林は最大級の賛辞で恩師を表現する。まだネルシーニョ色が浸透していない神戸は現在（※1st・第3節終了時点）明治安田J1最下位だが、「立て直してきますよ、間違いなく。新しいチームに行ったので少し時間はかかるかもしれないですけど、まだ3節ですし、間違いなく強いチームになると思います」と警戒しながら、「ネルシーニョと会えるのも楽しみだし、試合で対戦するのがすごい楽しみ」とはやる気持ちを抑えきれない様子だった。