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　 “13日の金曜日”の日立柏サッカー場に仙台を迎える柏だが、仙台の開幕スタメンに名を連ねていたのが茂木駿佑。U-12、U-15と柏のアカデミーでプレーし、高校入学から仙台に移った高卒1年目のMFだ。

　FW大島康樹は茂木と小中と同期で、U-15時代はプレーメーカーと点取り屋の関係だった。大島は今季のリーグ戦の出場こそかつての仲間に先を越されたが、8日の練習試合・筑波大戦では2点を挙げて3-0の勝利に貢献するなど、こちらもアピールをしている。

　大島は「技術があってさばける。周りが見えていて、常に落ち着いていられる」と茂木のプレーを振り返る。とはいえ「言ったらユースに上がれなかった人ですから、負けてられない」と軽く悔しさものぞかせる。そして「早く自分もピッチに立てるようにしたい。今でなくてもチャンスが来ると思うので、その日のためにやっていきたい」と、地道な努力を誓っていた。