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　17日の水曜日にネルシーニョ監督の退任が発表されて以降、初めての公開練習が行われた金曜日（19日）。練習後にも選手たちから動揺している様子は見られず、多くが口にしたのは「変わらずに戦っていく」ということだった。

　それでも、「自分の場合はステップアップとしてここに来て、成長する段階でいろいろなアドバイスを受けた。ポジション的にもSBをやったりCBをやったり、システムも4バックや3バックをやって、柔軟に守備をしなきゃいけないことが多く、いろいろな経験する中で成長できた」と鈴木大輔が言えば、「同じことを口酸っぱく言われた。サイドはちょっとでもフリーだったら、まず前にボールを運んで仕掛けろと。ドリブルでも。そう簡単に後ろに下げるなと。試合で2、3本しかないシーンでもビデオで切り取られて、前にこれだけスペースがあるのに、バックパスをしている場合じゃないと。内心、1試合に1本か2本やんとか思っていた時期もある」と橋本和。

　それぞれの選手が監督への思いを抱きながらJ1第24節・浦和戦へ臨む。