リーグ戦再開後に勝利のない大宮だが、ここ2試合の試合内容はそこまで悪くない。ただ、内容的に悪くない、むしろ良い時間帯にセットプレーなどで失点してしまうことで、勝ち点3を手繰り寄せることができていない。
大熊清監督は特にセットプレー絡みの失点が多い現状について「こぼれ球への集中力とか、いまはマンマークでやっているので個の力の部分もある。GKも含めて守備範囲の広さも必要」と指摘。集中力と個々の守備範囲がカギになるとの見解を示した。
また、今節・新潟戦に向けて大熊監督は「ウチにウィークポイントがあるように、向こうにもウィークポイントがある。そこを粘り強く突き続けられるか」と語り、焦れずに戦うことの重要性を強調した。ただ、それも先に失点をしてしまえば難しいのが事実。何よりもまずは失点を抑え、その上で我慢強く戦うことが勝利のためには必要となる。
(大宮担当 片村光博)
2014/08/14 18:52