後半戦を前に、ゲーム主将の状態が上がってきた。
前節・山形戦(1○0)で加入後初めてフル出場を果たしたのは松井大輔。「90分間プレーできるようになってきた」と自身のコンディションを語る。今季はここまで体調不良で欠場した2試合を除くすべての試合に先発。しかし、体力の消耗もあり、いずれも途中交代となっていた。
試合を重ねるたびにフィット感を増してきたからこそ、先月、「交代のタイミングがいつも同じだったから」とシャムスカ監督に自身の状態を伝え、意見を交換した。その指揮官も「状態は上がってきているし、彼の経験がさらに生きてくると思う」と期待を寄せる。
5日はアウェイ・京都戦に臨む。地元であり、プロ入りから5シーズンを過ごした古巣との一戦。「京都は暑いからね。(体力的に)大丈夫かな(苦笑)」と自虐的に話すが、調子は上向き。「地元での試合という意味でも、勝つためにプレーしたい」と闘志を燃やす。
(磐田担当 南間健治)
2014/07/03 13:37