[鳥栖]異例の練習量の意図は「重たかった雰囲気をガラッと変えたくて」(ユン・ジョンファン監督)

　12日に行われた鳥栖の練習は珍しい光景となった。

　ミーティングを終えるとアップをこなした後、40分あまりクロスからのシュート練習が行われた。ユン監督を始め、スタッフも参加してのものだったがスコアを競う形での対抗戦となったため、選手たちは大盛り上がり。

　そして、意外だったのはこの日の練習がこれだけで終わってしまったこと。(あくまでも)鳥栖にしては異例とも言うべき練習量で終えた意図についてユン監督に尋ねると「昨日少し雰囲気が重たくなってしまったので、それをガラッと変えたくて今日はああいう形(遊びの要素をいれた練習)でトレーニングしました」と明かしてくれた。

　その狙い通り、明るい声がピッチ上に響き渡るなど前日とは打って変わった雰囲気の中での練習となった。

　ちなみに、ユン監督がクロスに対して抜群の動き出しでニアで合わせ、多くのゴールを重ねる姿には、記者陣からも「足でも上手いけど頭でも上手い」と感嘆の声が挙がっていた

（鳥栖担当杉山文宣）

2014/03/12 21:46