[横浜FC]野崎陽介、福岡戦のゴールでカズと寿人のスゴさを痛感

　前節・福岡戦、野崎陽介は2得点で5-1の大勝に貢献した。「1年に1回でしょう」という2点目のロングシュートもきれいに決まったが、「個人的には1点目のほうが気持ち良かった」と振り返る。カズからのパスを倒れ込みながら決めたそのゴールは、「カズさんにワンツーで返そうかと思ったけれど、ミスしたら監督に怒られるなって（笑）」、シュートを選択したのが功を奏した。

　得点後は「速攻、カズさんに言いました。『出そうと思ったんすけど、すみません!』って」。カズも優しく「いいよ、入ったから」と返したという。シュートではなく野崎へのパスを選んだカズは「ノザのほうが体勢も良かったから」と意図を説明。「ダッシュで入ってきて、ダイレクトですから。あの技術はさすが」と野崎も好アシストを称えた。

　その野崎、得点後に感じたことがある。「（佐藤）寿人さんみたいなゴールでしたけど、オレはたまたま。『あの人、あんな難しいのを決めてんのや。すげーな』って」。一つのゴールで、Jリーグが誇る二人の偉人のスゴさを同時に感じた野崎だった。

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（横浜FC担当田中直希）

2013/09/20 15:45