[甲府]新加入のポッチケ「アルメニアではフッキと言われていた」

　新外国籍選手のポッチケが27日、チームに合流した。

　ポッチケは19歳の左利きアタッカー。「金額的、年齢的に育成枠のような」（城福浩監督）存在だが、「スピード、パワー、ゴール」が強みと自ら語るスタイルはフッキ（FCゼニト）を思い起こさせる。本人も「（前所属の）アルメニアではフッキと言われていた」というから成長が楽しみだ。身長は180㎝。太目に見える体重は「ベストが88kgで、今91kg」（ポッチケ）。

　来日にはフィゲレンセで一緒に練習していた前甲府のCBドウグラスの勧めもあったという。独身のため日本人選手とともに寮で暮らすことになるが、来日2日目の朝から「焼き魚をがっつり食べていた」（同監督）というから生活への適応に不安はなさそうだ。

　本名はウィリアム・デ・オリベイラ・ポッチケ。当初はウィリアムの名で登録される予定だったが、本人の希望により「ポッチケ」に落ち着いた。

甲府の選手名鑑（クラブ公式サイト）

（甲府担当大島和人）

2013/08/27 18:34