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　7月23日に味の素フィールド西が丘で開催された親善試合・CEサバデル（スペイン）戦で後半スタートからピッチに登場し、久しぶりに青赤のサポーターの前でプレーをした梶山陽平は、“失って初めて気付くモノ”に直面していたという。

「ずっとここ（FC東京）で育ってきて、ずっと応援してもらっている。サポーターの数も多いし、何よりも温かい。ほかのチームに行ったことで、よりFC東京サポーターのありがたみの大きさを感じている。結果で恩返ししていければ」。

　パナシナイコス（ギリシャ）との期限付き移籍が満了し、Jリーグへの選手登録を完了。「日に日にコンディションも上がっていくと思う。成長したなと思ってもらえるようなプレーを見せたいし、勝利に貢献して上を目指していきたい」と梶山。トーキョーのために汗をかける日が一日でも早く訪れるように青赤の背番号10は黙々と調整を続けている。（郡司 聡）

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