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　外国人好きで知られる阪田章裕。街を歩くときも外国人とすれ違うたびに「oh」と言って振り返るが、「何が『oh』なのかサッパリわからない」（関係者）。

　最近はスペイン好きが高じてスペイン語講座に通いはじめた。講師と向き合う目はまるで球際で間合いを詰めるCBのように緊張して鋭いが、生来の真面目過ぎる性分が作用して「“嬉しい”の対義語は?」との質問に「…嬉しくない」と答えるなど、珍回答大放出中だ。

「好きな食べ物は?」「お好み焼き」「ではそれをスペイン語に訳してみましょう」「gusta…asada？（“好き”と“焼く”を強引に組み合わせてみた）」「OK。じゃあ“すき焼き”は？」「…（絶句）」

　と、講師にいい感じでイジラれながら「dificil! dificil!（難しい）」を連発し、ついには「活用が多すぎる」とスペイン語そのものにダメ出しする始末。スペインへの道のりは、遠く険しい。