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　前節・富山戦は試合終盤に追い付かれ、1-1で引き分けた東京V。富山FW西川優大の巧みな反転シュートは見事だったが、その局面で西川に対応したボランチの鈴木惇は「自分が止めていれば1-0で勝てていた」とあの場面を悔いた。

　中4日で迎える次節・横浜FC戦は、福岡在籍時にチームメートだった大久保哲哉と対峙する。「ジャンボさん（大久保）は得点を取る形を持っているし、右でも左でも正確なシュートを打てる。クロスボールからゴール前に入る自分の形を持っている。得点へのこだわりが強いから敵としてはイヤな選手」と鈴木。

　福岡での大久保と言えば、試合後トラメガ片手に自身のチャントをサポーターとともに歌うことが名物だったが、鈴木はそうした大久保の明るい性格に一目置きながら、「試合になったら関係ない」と臆せずかつての仲間に勝負を挑む。